1日自動車保険の基礎知識
1日自動車保険が役立つケース

どんなケースで1日自動車保険は役立つ?実際の事例を紹介

他人の車を運転するとき

他人の車を運転するとき
1日自動車保険は他人の車を借りて運転する際の保険商品です。

つまり、帰省や友人同士の旅行など他人の車を運転する機会がある場合に非常に役立ちます。

保険料が高いと1日くらいの運転くらいなら大丈夫だと過信してしまいそうですが、500円から加入できるので加入のハードルは低くなると思います。

両親や友人の保険を使うと等級を下げてしまい迷惑をかけてしまうので、少しの時間でも他人の車を運転する場合は1日自動車保険でしっかりとリスクに備えることが大切です。

等級対策で大活躍

他人の車を借りて運転する場合でも、自動車保険で他車運転特約を付帯している人なら、自分の車ではなくても借用中の車で事故に遭った場合に保険金が支払われます。

ただし、契約している自分の車と同様に事故が扱われてしまうため、1事故につき3等級下がってしまう可能性があります

等級が下がってしまうと保険料が上がってしまうため、できるだけ等級が下がるリスクを避けたいでしょう。

そんな時、1日自動車保険に加入していれば等級制度がないので、借りた車で事故に遭い保険金が支給されたとしても等級が下がることがありません。

他車運転特約があっても、等級対策として1日自動車保険に加入して他人の車を借りる人は多いです。

他車運転特約は自動車保険の補償範囲に準ずる落とし穴

1日自動車保険に加入しなくても他車運転特約を付帯していれば借用中の車で事故に遭った場合も保険金を受け取ることができると説明しました。

ただし、他車運転特約の補償範囲は限定的であるため、事前にしっかりと補償の有無を理解しておくことが重要です。

まず、運転者範囲を夫婦に限定している場合は、たとえ同居の子どもが他人の車を借りて事故を起こしても補償対象外になってしまいます。

つまり、自動車保険の同じ範囲内で他車運転特約の補償も行われるということです。

また、車両保険を付けていたとしても、保険料の安い限定補償にしている場合は、借用中の車も同様に補償範囲が限定されてしまうので注意が必要です。

したがって、他人の車を借りるからこそあらゆるリスクを想定して1日自動車保険でしっかりとカバーしておくことが重要です。