右肩上がりの1日自動車保険
1日自動車保険の普及状況
1日自動車保険は、1日単位で補償が掛けられ、しかも保険料が500円から利用できる今話題の商品です。
2012年1月に東京海上日動から業界で初めて販売された「ちょいのり保険」は、2017年1月に加入者数の累計が300万件を突破する大ヒット商品となっています。
車を所有しない若い世代を中心に加入者が増えており、他人の車をちょっと運転する際もリスクにしっかり備えることができる1日自動車保険は、現代社会のニーズに見事にマッチした商品といえます。
あいおいニッセイ同和損保および三井住友海上の1日自動車保険は、2015年9月より販売が開始されたばかりなので、ここでは、ちょいのり保険を例に加入者数などの契約状況を確認していきたいと思います。
ちょいのり保険の販売実績
東京海上日動が販売する「ちょいのり保険」は、販売開始からわずか3年足らずで累計加入者数が100万件を突破しています。
そして2017年には累計加入者数300万件を超える大ヒット商品へと成長しています。
利用者数の大半は若者で構成されており、年代別加入者数で見ていくと、87%が10代・20代で、特に22歳以下の大学生を中心に利用されている結果となりました。
大学生は経済的にもマイカーを持つことが難しいため、両親の車を借りて運転する機会が多く、また友人同士で遠方までドライブなどに行くことも多いため、1日自動車保険の必要性が自然と高くなっています。
使い勝手が良い商品のため満足度は高く、ちょいのり保険を利用した人の約9割が「大変満足」または「満足」の高評価でした。
そのため、複数回利用する人も多く、利用者の約74%がリピーターとなっています。