1日自動車保険の基礎知識
クルマ以外の1日保険も便利!手軽に加入して様々なリスクに備えよう

クルマ以外の1日保険も便利!手軽に加入して様々なリスクに備えよう

1日保険で手軽にリスクに備える

1日自動車保険は1日から最長7日間まで加入できる商品で、保険料も1日500円からの負担で済むことから大学生など若い世代に爆発的にヒットしています。

そんな便利な1日保険は、自動車だけでなく様々な保険商品で販売されているのをご存知でしょうか。

1日自動車保険と同様にその他の1日保険も、必要な時期に限定して安く、手軽に加入できるため非常に使い勝手が良いです。

そこで今回は、1日保険についてクルマ以外の商品をここでは紹介してみたいと思いますので、1日自動車保険の良さを知った人はぜひ他の1日保険でも利用してみることをおすすめします。

他の1日保険も自動車と同様にスマホなどの携帯電話やコンビニあるいはインターネットから簡単に申し込み手続きができる商品もあります。

スポーツ・レジャーの1日保険

スポーツやレジャーでケガに遭った際や、友人や他人にケガをさせてしまった場合に生じる治療費や損害賠償などを補償してくれるのがスポーツ・レジャー保険という商品です。

1年間を通してスポーツやレジャーを行わない人もいるので、年間契約よりも1日保険のように1日単位で加入できるほうが負担する保険料も必要な時期に限定できるのでその分お得となります。

保険会社によって補償となるアクティビティや保険金額は異なってくるので、自分の活動目的に合った商品を選ばないとケガをしても補償が受けられないなどトラブルのもとになるので注意が必要です。

では、保険会社から発売されているスポーツ・レジャー保険の1日保険を見てみましょう。

取扱
保険会社
東京海上
日動火災
三井住友海上
商品名 ドコモ
ワンタイム
保険
1DAY
レジャー保険
(レジャー全般)
保険料/日 300円/
410円/
590円
500円/
700円
スマホ ドコモのみ ドコモ・au・
ソフトバンク
コンビニ セブンイレブン

上記、東京海上日動火災がドコモのワンタイム保険を通じて取り扱っており、三井住友海上でも1DAY保険シリーズとしてスポーツやレジャーに対応した1DAYレジャー保険を販売しています。

ドコモワンタイム保険(スポーツ・レジャー)

ドコモワンタイム保険は、ドコモの携帯電話料金と一緒に保険料が自動引き落としされるため、ドコモユーザーにとっては非常に使い勝手の良い商品です。

スポーツ・レジャー保険では3つの料金プランが用意されており、おてがるプランなら1日300円から利用できます。

スポーツ・レジャーの補償内容

保険期間:1日または1泊2日 おてがる おすすめ しっかり
保険料 300円 410円 590円
死亡・後遺障害 297万円 709万円 807万円
入院日額(手術)※1 4000円 8000円 11000円
賠償責任 2000万円 3000万円 3000万円
携行品損害 ※2 10万円 10万円 10万円
救援費用等 なし なし 200万円

※1 手術に関しては、入院中の手術の場合は入院日額の10倍、入院中以外の手術の場合は入院日額の5倍をお支払い

※2 携行品損害は、免責金額3000円あり

1DAYレジャー保険(レジャー全般)

三井住友海上が発売している1DAYレジャー保険は、スキー/スノボ、ゴルフ、ハイキング/軽登山、レジャー全般が用意されており、目的に合わせてプランを選ぶことで最適な補償を受けることが可能です。

また、自動車保険の1DAY保険と同じくセブンイレブンから加入できる点も魅力です。

レジャー全般の補償内容

保険期間:1日、
1名あたり
ベーシック プレミアム
保険料 500円/日 700円/日
傷害死亡保険金 300万円 400万円
傷害入院時一時保険金 9万円 12万円
骨折時一時保険金 9万円 12万円
日常生活賠償保険金
(本人のみ補償)
1億円 3億円
救援者費用等保険金 200万円 350万円

さらに、1DAYレジャー保険では「みんなまとめて安心プラン」があり、レジャーで幹事を担う人が保険契約者となり参加者を複数人まとめて契約する(2名~6名)ことができるので、個人で一人ずつ加入する手間が省けて便利です。

さらに、みんなまとめて安心プランなら保険金額は若干安くなるものの保険料がお得になるので、団体で活動する際は個人で加入するのではなくみんなで一緒に登録することをおすすめします

みんなまとめて安心プランの補償内容

保険期間:1日、
1名あたり
金額
保険料 300円/日
傷害死亡保険金 200万円
傷害入院時一時保険金 6万円
骨折時一時保険金 4万円
日常生活賠償保険金
(本人のみ補償)
1億円
救援者費用等保険金 100万円

※利用開始日時点で年齢が満70歳以上の人は加入できません

ゴルフ向け1日保険

ゴルフ保険は、プレー中に起こったケガや盗難などのトラブルや、ホールインワンまたはアルバトロス費用に関する補償が受けあれる商品です。

年契約の商品も多いですが、たまにしかゴルフに行かない人は1年間も必要ないので1日保険で加入するのが一番です。

東京海上日動は、ゴルファー保険を取り扱っていてローソンなどのコンビニからも申し込み手続きが可能ですが、保険期間1年となっており、ドコモワンタイム保険が1日保険に対応しています。

いっぽう、三井住友海上では1DAYレジャー保険の中にゴルフ向けのプランが用意されており、自動車と同じくセブンイレブンからの申し込みが行えます。

取扱
保険会社
東京海上
日動火災
三井住友
海上
商品名 ドコモ
ワンタイム
保険
1DAY
レジャー保険
(ゴルフ向け)
保険料/日 300円/
500円/
700円
500円/
700円
スマホ ドコモのみ ドコモ・au・
ソフトバンク
コンビニ セブンイレブン

ドコモワンタイム保険(ゴルファー保険)

ドコモワンタイム保険のゴルファー保険は、引受会社の東京海上日動では年間契約しか扱っていないものの、ドコモなら1日保険で利用することができます。

補償プランは3種類用意されており、一時金が多い1DAYレジャー保険と比較すると入院や通院が日額補償となっているので、ケガの具合がひどかったり治療が長期化する場合は安心です。

最安プランは、保険料1日300円なので1DAYレジャー保険よりもお得で最低限のリスクに備えることができます。

ゴルファー保険の補償内容

保険期間:1日または1泊2日 おてがる おすすめ しっかり
保険料 300円 500円 700円
死亡・後遺障害 300万円 700万円 1000万円
入院日額 4000円 7000円 10000円
通院日額 2000円 3000円 5000円
賠償責任 1億円 3億円 5億円
用品損害 10万円 10万円 30万円
ホールインワン 20万円 50万円 50万円

1DAYレジャー保険(ゴルフ向け)

1DAYレジャー保険のゴルフ向けプランは、保険料が1日500円と1日700円の2つのプランがあり、保険金額の差とゴルフ用品保険金の有無の違いがあります。

プレミアムプランだけに付帯するゴルフ用品保険金は、ゴルフ敷地場内のみが対象となっているうえ、免責金額(自己負担額)も3000円と設定されているので注意しましょう。

つまり、ゴルフバッグなどをクルマで運転中に破損や盗難があった場合は補償対象外となります。

ゴルフ向けの補償内容

保険期間:1日、1名あたり ベーシック プレミアム
保険料 500円/日 700円/日
傷害死亡保険金 200万円 200万円
傷害入院時一時保険金 10万円 10万円
日常生活賠償保険金
(本人のみ補償)
1億円 3億円
ゴルフ用品保険金
(ゴルフ場内のみ)
なし 5万円※
ホールインワン・
アルバトロス費用保険金
12万円 15万円

※ ゴルフ用品保険金は免責金額3,000円あり
※ 利用開始日時点で年齢が満70歳以上の人は加入できません

ゴルフコンペ幹事さん向け

ゴルフコンペなど大勢の人が参加するイベントの場合、幹事が保険契約者となることで参加者7名から99名までまとめて補償することができるプランを用意しています。

ただし、プロゴルファーやゴルフインストラクターは対象外となっているので注意が必要です。

幹事以外の参加者については、申し込みの際に氏名を登録する必要はなく、保険金請求時に必要な「コンペ開催日にゴルフ場が機械的に集計した成績表」をもとに名前が確認されるので手続きの手間もありません。

さらに、ゴルフコンペ向けの場合、補償が受けられる年齢制限もなく誰でも加入できるのが特長となっています。

ドコモワンタイム保険には複数人を一括で補償できるコンペ向けのプランなどはないので、ゴルフコンペ主催の際は非常に役立ちます。

保険期間:1日、1名あたり 金額
保険料 300円/日
ゴルフ賠償責任保険
(本人のみ、ゴルフ場内のみ)
3億円
コンペにおける
ホールインワン・アルバトロス
達成
祝品贈呈
費用保険金 ※
5万円

※ ホールインワン・アルバトロス費用保険金とは異なります

コンペにおけるホールインワン・アルバトロス達成祝品贈呈費用保険金・・・達成者以外のコンペ参加者から達成者に贈呈する祝品購入にかかった費用を補償

ホールインワン・アルバトロス費用保険金・・・達成したお祝いとして実際にかかった費用を被保険者へ支払い

海外旅行向け1日保険

国内・海外問わず旅行保険も宿泊日数に応じて補償がかけられるので、1日保険として最短1泊2日から加入することが可能です。

特に海外は、慣れない言語や文化のなか国内に比べてトラブルなども多く、医療費も全額自己負担で高額になりがちなため海外旅行保険に加入する人はたくさんいます。

そこで今回は利用者の多い海外旅行保険の1日保険について紹介したいと思います。

なお、保険料は渡航先などによって保険料率が異なってくるため、ここでは省略しています。

取扱保険会社
商品名
割引特典
インターネット
コンビニ
東京海上
日動火災
海外旅行保険
東京海上
日動火災
ドコモワンタイム保険 ドコモのみ
三井住友
海上
ネットde保険@とらべる リピーター割引
あいおいニッセイ
同和損保
eとらべる海外旅行保険 リピーター割引

東京海上日動の場合、ローソンにある店頭端末のLoppiからは申し込み手続きが行えず、パソコンや携帯電話を使ってインターネット経由での申し込みしか対応していません。

海外旅行保険の場合は、セブンイレブンでも受け付けておらず、インターネットを利用して申し込む方法あるいは保険代理店から申し込みを行う方法となっています。

三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保ではリピーター割引が用意されているので、頻繁に海外へ行く人にはおすすめです。

クルマの1日保険なら

以上のように1日保険は様々な商品が発売されており、短期間や限られた期間になぎって利用したい人にはおすすめとなります。クルマに関する1日保険は他人のクルマを借りる際に便利で役立ちます。

事故のリスクに備えるだけでなく、愛車を貸してくれる人へのマナーとしても1日自動車保険の加入は必須と言えます