格安スマホ利用者向けの1日自動車保険
増える格安スマホ利用者
格安スマホは、大手携帯電話3社の半額以下の料金で利用できるうえ、通信速度や通話品質もそこまで悪くないので急拡大してきました。
家計の見直しを機会に、または出費の削減を目的として格安スマホへ乗り換えた人は多いと思います。
そんな、今では珍しくない格安スマホを持つ人たちは、1日自動車保険のターゲットである若い世代でも利用している人が少なくないと思います。
基本的に1日自動車保険はdocomo・au・Softbankいずれかの端末から申込できない仕組みとなっていますが、格安スマホユーザーは本当に利用できないのか検証してみたいと思います。
ただし、2017年時点のデータを基に検証していますので、その後の改定などによって変更が生じている場合があります。
最終的に公式サイトより最新情報を確認するよう心がけてください。
ワイモバイルなら利用可能
格安スマホからはやはり申込みができないシステムとなっていますが、三井住友海上の1DAY保険だけは、ワイモバイルかの申込が可能となっています。
格安スマホのなかでもワイモバイルユーザーは店舗数が多く、利便性が高いので使っている人も多いと思います。
したがって、ワイモバイルの契約者は1DAY保険に加入すると端末から申込・料金決済が行えるので便利です。
残念ながら、他の格安スマホの利用者は、スマホ端末から直接申し込むことができないので、他の選択肢を利用することになります。
そこで、次はワイモバイル以外の格安スマホ利用者が1日自動車保険を利用できる方法を紹介したいと思います。
2親等以内にdocomo利用者がいる
ちょいのり保険の場合は、2親等以内(配偶者・子供・父母・祖父母・孫・兄弟姉妹)のいずれかの契約者の端末であれば申込可能です。
したがって、自分は格安スマホを使っていても、家族にdocomo・au・Softbankの利用者がいれば、加入できるということになります。
帰省中に親の車を借りて運転するために1日自動車保険へ加入する人が多いですが、この場合はちょいのり保険が便利です。
ただし、2親等以内にも携帯電話会社大手3社を使っている人がいない場合は、他社の1日自動車保険を検討することになります。
コンビニで申込む
携帯電話会社など格安スマホを気にせずに誰でも1日自動車保険が利用できるのは三井住友海上の1DAY保険です。
1日自動車保険で唯一セブンイレブンからの加入ができる商品となっています。
ただし、最寄りにセブンイレブンが無い場合は不便だったり、加入したい時にその場ですぐに申込ができなかったりするなどのデメリットがあります。
格安スマホで親族に大手3社の端末を持っている人がいない場合におすすめとなります。
保険契約者を友人や家族、記名保険者を自分にしてもらう
あいおいニッセイ同和のワンデーサポーターと三井住友海上の1DAY保険は2親等以内に限らず他人の携帯電話から加入できる場合があります。
それは、車を借りる友人などが保険契約者となって、運転する自分を記名保険者として申し込んでもらうケースです。
保険契約者とは、保険の申込を行い保険料を支払う人のことであり、記名保険者とは実際に他人の車を借りて運転する保険の対象者のことを言います。
これなら、親族に大手3社の端末を持っていなくても、友人などが持っていれば加入できるので、スマホ端末から簡単に加入できます。
ただし、保険料の請求は保険契約者のほうへいくので、記名保険者の人は保険料を前もって渡すなどしてトラブルにならないよう配慮する必要があります。
なお、保険契約者並びに記名保険者は、日本国内で発行された運転免許証に限られ、国際免許証や仮免許証は対象外となるので注意しましょう。